旅行17 3日目 フランス・アヌシー

今日から聖子ちゃんのSIVコースが始まります。
SIVというのは、マヌーバーとも言われていて、普段起こり得ない状況を作って、それに対処する練習です。
まずは朝からブリーフィングです。

参加者は8人で、初めて参加する人が5人、複数回目の人が3人です。
私は初めて参加なので、課程1番から始めます。
最初はピッチング(ブランコのように前後に揺らす)・ローリング(右左に揺らす)です。
次は、フロントコラプス(翼の前面を潰す)、サイドコラプス(片側の翼を潰す)、最後がサイドコラプスした状態で体重を右に入れて右旋回です。

やり方を教えてもらいましたが、今まで教わった方法とは異なっていました。

中川さんはグライダーの修理が終わっていないので見学です。
テイクオフに行くと風が少し後ろの方から吹いています。

フロントライズアップで、しかも少し下がった状態から一気に走って立ち上げます。

準備の早い人たちから飛んで行きます。
湖にある船着場に近いところまで行ってから練習です。

私は最初にピッチングとローリングです。
ピッチングは、ゆっくりブレークを引く、ブレークのリリースは素早く行う、最後に止めるときは一気に引いてすぐに戻す、などと、今まで習ったのとは少し違ったやり方でした。
ブレークのリリースがゆっくりだったり、止める時のタイミングが違ったりと、チグハグでした。
ローリングは、ブレークを引いて戻さないでいたため、だんだん角度がついて、ウイングオーバーみたいになってしまいました。

テイクオフに戻ったら、シンガポールのAiklanが一人で準備をしていました。

モランフェで飛んでいたけど、風が良くないのでモンマンに来たそうです。

2本目は、フロントコラプスとサイドコラプスです。
フロントコラプスは、ブレークコードは手首に通してAライザー2本を思い切り引いてすぐに手を離します。
これはうまくいきました。
サイドコラプスの練習は、最初は片側のブレークを離して、Aライザー2本を強く引いてすぐに手を離します。
これができたら、今度はAライザーを強く引いて、下の方のライザーと一緒に持って固定します。
昔はここで体重を左に入れると教わりましたが、最近のハーネスは座板がないのが多いので、体重移動はしないで反対側のブレークを引いてコントロールします。
その後、反対のブレーク操作だけで左に180度、右に180度の旋回操作です。
最後にコラプスした翼を元に戻すために、潰れた側のブレークを思い切り引いてすぐに戻します。
以前教わったポンピングは使わないそうです。

ここまでは意外とうまくできました。

3本目は、サイドコラプスを起こしたときに、すぐにコラプスを起こした方に体重を入れて旋回させます。
一周したら反対側のブレークを引いて旋回を止めます。
最後はコラプスした方のブレイクを一度強く引いてすぐに戻します。
テイクオフの風は横から吹くようになり、毎回テイクオフをフロントで行っていましたが、一度は失敗していました。
今回も失敗しましたが、風が正面から入ってきたのでリバースで立ち上げました。

サイドコラプスを起こしたときに、3本のAラインを持って下に引っ張り、ライザーを掴んで固定するのですが、これがうまく行きません。
固定しているつもりがだんだん手が上がっていき、最後は手が離れてしまいます。
体重を入れて回っているときにそうなると、スパイラルで回っているのと同じになります。
ちゃんと手を固定していればゆっくり回るらしいのですが、なかなかうまくいきませんでした。

一度飛んだら、降りた後に講評があります。
聖子ハウスに戻った後に、今日撮ったビデオを使った講評も頂きました。

普通に飛ぶときには、手はプーリーに近づけるか、ライザーコントロールに手を添えたり持ったりする、ランディングはその状態でスピードをつけて降りるとのことです。
飛んでいるときに手をプーリーに近づけるというのは、宮田さんに言われたのと同じでした。

今日は日曜日なので、午後はスーパーはお休みです。

沢山のフランスパンとチーズフォンデュ用のチーズがあったので、夕食はサラダにチーズフォンデューでした。

今日の分のYouTube

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。