宿に朝食のパンがあると思っていたら、コーヒーとスナックが用意されていました。
明日はパンを買っておいたほうがいいみたいです。
9時にチューチープが迎えに来ると言ってましたが、9時半になっても来ません。
まあ、そんなものでしょう。
9時45分に、チューチープとレックが、ベトナムのパイロットと一緒に迎えに来ました。
その後、ランディング近くのガソリンスタンドで、スイス人パイロットを拾ってプータブバークに登ります。
全部で11人とパラグライダー沢山を乗せた車は、なかなか山道を登って行きません。
しかも、何ヶ所か道路が陥没しているところがあったりしました。
テイクオフは、以前使っていたテントサイトの駐車場ではなく、そこから10Kmほど離れたところに新しく作られていました。
とはいえ、わらを敷いているか、それ以外は赤土が露出しているところです。
グライダーが汚れますが、それ用に汚れてもいいものを持ってきているので大丈夫です。
スイス人パイロットが最初に飛び出しました。
山の近くでは上がりませんが、少し前に出したあたりで上げ始めました。
ベトナム人パイロットは右側が上がると踏んでそちらに行きましたが、一人はそのままランディングに届かずに田圃に降りていました。
ベトナム人パイロットが2人ほど、ずーと前に出しています。
高度はそれほど高くなかったのですが、しばらくすると見えなくなりました。
後で聞いた話では、40Km離れたペッチャブーンまで飛んで行ったそうです。
私はそれなりにサーマルを拾って飛んでいましたが、40分ほどでランディング場に降りました。
もう一人のベトナム人パイロットもランディング場に降りてきました。
もう一度テイクオフに上がるかと聞かれたので、上がると答えると、車はベトナム人パイロットの改修に使うので、バスを拾うとチューチープが言います。
バス?なにと思っていたら、山に登る道を走る車を呼び止めては、乗せてくれと交渉しています。
交渉がまとまって乗りましたが、チューチープから最後は歩くように言われました。
山のお寺まで乗せてもらい、降りた時にグッドラックと言われました。
そこからテイクオフまで1.8Kmもあります。
トボトボと歩き切ってテイクオフにたどり着いたら、ほとんど風がありません。
なんとかテイクオフしたものの、風はフォローで、どんどん降下して行きます。
ランディングまで届くのは無理そうなので、道路沿いのたんぼに降りました。
ランディング場まで3Kmほどあります。
グライダーを担いで道路を歩いていたら、車が一台止まってくれました。
2Km先のガソリンスタンドに行きたいと英語で言ったのですが、どうやら通じないみたいです。
繰り返して言うと、セブンと聞かれました。
ガソリンスタンドの斜め向かいはセブンイレブンです。
そうそう、セブンと答えて、そこまで乗せて行ってもらいました。
ガソリンスタンドにはレックが迎えにきてくれて、宿に戻ることができました。
19時にチューチープがバイクで迎えに来ました。
食事はいつものお店です。
スイス人パイロットと、彼女(?)が来ました。
そういえば、カオサダオで彼女の方を何度か見かけていました。
ソムタムやトムヤムなどを頼んでいましたが、スイス人は辛いものが嫌いらしく、普通のサラダにスパゲティを頼んでいました。
私はチューチープのバイクを借りて、一人で宿に戻りました。