
旅行13 96日目 タイ・ロムカオ
さて、今日もチューチープはプロパンガスの買い付けに、朝の4時から出掛けています。
それでも、パラグライダーの送迎をちゃんとセッティングしていくのは偉いものです。
コロナの前は、お正月は私たちのツアーぐらいしか来ていなかったのですが、今年はどうしちゃったんでしょうか。
東南アジアやヨーロッパからかなりのフライヤーが集まってきました。
さて、今日のウインディーの予報では、通常でも4m/sの風が吹いて、最大だと15m/sだそうです。
これじゃあ今日は飛べないと、私は観光モードになっていました。
が、他のパイロットは、ちゃんと朝から飛ぶモードになっていました。
みんなテイクオフに行くので、とりあえず私も車に乗って、プータブバークの山に登りました。
とはいえ、テイクオフ手前のお寺ワット・プータブバークで降ろしてもらいました。
このお寺は、四角錐の尖ったパゴダがあり、いつもこの上や下を飛んでいます。
山道の入り口を入ると、道の両側に、いろんな像が並んでいます。
右側は人やそれに近いもの、左側は動物です。
それぞれ意味があるのでしょうが、よく分からないまま進みます。
門の先にも、今度は少し大きめの像が同じように並んでいます。
どうも、この像がこのお寺の特徴なのかもしれません。
尖ったパゴダは、下から見ても高い塔です。
中には、涅槃像がありました。
他にも像がたくさんありましたが、今は改装工事中で、全ての像に布が被せられているので見ることができませんでした。
このパゴダの周りにもやはり像が設置されていて、それぞれの像の横に銅鑼と鐘が置かれていました。
試しに両方叩いてみましたが、ドラは低い音が、鐘はいい音がしました。
本堂もありました。
お釈迦様や僧侶の像金ピカの像がたくさんあります。
入り口でお守りのサイシン紐を置いていたので頂きました。
本当ならお坊さんに手首に巻いてもらうのですが、単に手渡されたので自分で巻いておきました。
さて、お寺見物も終わったのでテイクオフに行きました。
ジャイヤンがちょうど通りかかったので、車に乗せてもらいました。
テイクオフは程よい風が吹いていて、良さそうです。
とはいえ、早い時間だとまだ誰も飛びません。
まっちゃんが先にパラグライダーを広げて準備しています。
ザムが来ていて、タンデムのパッセンジャーがいないということなので、私がパッセンジャーとして飛ぶことになりました。
そんなこんなであちこちウロウロしているうちに、iPhoneがなくなっていることに気がつきましt。
着信音は鳴らないように設定しているので、電話をかけて探すこともできません。
竹ちゃんがiPhoneを持っていたので、「iPhoneを探す」アプリで探すことにしました。
私のアップルIDを入力したら、2要素認証をするかと聞いてきます。
いや、iPhoneをなくしたのに、認証できないでしょうと。
なんとか場所を表示しましたが、地図上で今いる位置との関係がよくわかりません。
サウンドを鳴らすという機能を使って、音を出してみました。
近くにあるようです。
松ちゃんのキャノピーのあたりです。
はい、キャノピーの空気取り入れ口の奥に入っていました。
見つからなかったら、iPhoneと一緒にまっちゃんが飛んでいったかもしれません。
テイクオフに、四輪の車椅子に乗ったパイロットが来ました。
自転車のように足漕ぎができるようになっています。
パラグライダーの立ち上げはインストラクターが代わりにしますが、なかなかうまく立ち上がりません。
みんなスマホを持ってビデオを撮っていますが、10回ぐらい失敗した頃には、みんなビデオを撮るのは諦めてしまいました。
一人が飛び始めるとみんな次々に飛びます。
終わりの方で、ザムのタンデムで私も飛びました。
山の斜面のリッジを利用して上げようとしますがうまく上がりません。
何度も行ったり来たりを繰り返しますが、斜面を舐めるようにというよりも、斜面に突っ込むような感じで飛びます。
ギリギリを攻めるという言葉がぴったりでした。
他の人たちがサーマルを捉えて上げている中、残念ながらタンデムは降りるだけです。
ランディングする前に、スパイラルをしてもらいました。
低いところでのスパイラルはなかなかスリルがありました。
夜はチューチープの彼女の家でお別れパーティーです。
日本人4人とシンガポール人3人が明日帰ります。
シンガポール人は、車で1時間半ほど離れたピサヌローク空港からバンコクに飛びます。
日本人は8時間かけてバスでバンコクに移動します。
今日の分のYoutube
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