朝食のときに蚊に刺されないようにと、フマキラー・ワンプッシュ・ベープというのを使いました。
柑橘系で、効果覿面、これを噴射したところは蚊に刺されませんでした。
そう、手首とか大丈夫だと思ってそのままにしていたら、ちゃんと刺されていました。
10時半にBALI PARAという会社の杉浦さんが迎えに来てくれました。
この会社は、バリの南海岸でパラグライダーのサポートをしています。
一人でも申し込めて、料金は一人分なのでとてもリーズナブルです。
一昨日キャッシングした大金を渡して、一安心です。
ティンビスというエリアに行く途中で昼食。
バクソという肉団子に麺、豆腐に揚げたワンタンなどが入っています。
他で食べるよりも、入っている種類が多いお店だそうです。
テイクオフに行きましたが、誰もいません。
風は東風で、南向きのテイクオフには横風です。
他の人たちは東側のテイクオフに行っているそうですが、誰も飛んでいないので、向こうも条件が悪いのかもしれません。
通常は、テイクオフから飛び出して、テイクオフに降りるそうですが、万が一テイクオフに降りられなかった時のために、ビーチのランディング場を見に行きました。
そこは入場料が必要なビーチで、インドネシアの人たちもたくさん観光に来ていました。
綺麗な海なのですが、海に入る人はほとんどいないそうです。
ランディング場は、バスの駐車スペースの右側の芝生と左側のちょっと茶色くなった芝生のところです。
広いので問題なく降ろせそうです。
テイクオフに戻ったら、沢山のフライヤーがすでに集まっていました。
ここではタンデムを行っているので、タンデムパイロットや受付の人、そしてお客さんも来ています。
しかしながら風向きと強さがあまり良くないので、皆風待ちです。
中国人のタンデムのお客さんは、待っている間にいろんなポーズをして写真をとっていました。
さすが中国人です。
少し条件が良くなったので、タンデム機が飛び出して行きました。
ここのタンデムのやり方は少し変わっていて、まずパイロットが一人でパラグライダーを立ち上げて頭上で安定させ、そこにパッセンジャーのカラビナを取り付けます。
風が強い時のための対策でしょうか。
ちなみにタンデム料金は、20分間のフライトでルスツのタンデム料金と同じくらいです。
西側の岬で少し上げますが、戻ってきたらテイクオフより低くてトップランディングできません。
もう一度行ってから戻ってきますが、なんどやっても高度が低くてテイクオフに降りることができません。
最後はビーチのランディング場に降りました。
3組が撃沈した後で、風が少し強くなり、ようやく戻ってくることができるようになりました。
西洋人2人も準備をし始めたので、私も準備をしました。
ちゃんと立ち上げると、風が一定しているので、頭上で安定させることができます。
先に出た西洋人2人は西の岬まで行っています。
そ子に行くまでは高度も下がらずに行けます。
岬の手前にビラがあり、大きなプールもあります。
何人か談笑していますが、その上を飛んでいきます。
人の家の上を、しかもプールの上を飛ぶのは気が咎めます。
テイクオフに戻ったり、岬に行ったりを繰り返し、いよいよテイクオフへのトップランディングです。
テイクオフにグライダーを広げている人がいるので、その上を踏まないように注意して降りて行きました。
と思ったら、高度が高すぎたので、地面すれすれでそのまま降りずに前へ出てもう一度トライです。
2回目は無事着地できました。
いつもの癖でパラグライダーを畳まなければと思いましたが、ここはすでにテイクオフ。
畳むことなくもう一度飛ぶことができます。
2回飛んで本日は終了です。
テイクオフに降りると、地元に人が二人ほどやってきて、パッキングすると行ってます。
お願いすると、パラグライダーを綺麗にたたんで、袋に入れてくれます。
実は、飛んでいる時は楽なのですが、降りた後にパラグライダーを畳むのが重労働で、いつも汗だくになりながらやっています。
それを代行してくれるのでとても楽です。
一人当たり20,000ルピア(160円)のお礼を渡しました。
ちなみに西洋人2人は、パッキングを頼まないで自分たちでやっていました。
帰りに、ヤギのスープとヤギの串焼きを食べさせてくれるお店に連れて行ってもらいました。
ヤギを食べるのは多分初めてだと思いますが、美味しくいただきました。