旅行13 48日目 ネパール・マナスル

朝6時頃に、シェルパー3人と、パラグライダーを担いでくれたスタッフ2人は山を降りました。

残ったのは、チェコ人6人、私、バブ、バブの弟、食事を作ってくれていた人、それにタンデム機に乗る人の11人です。

当初は8時頃のフライト予定でしたが、待った方が良いようで、11時くらいまで待ちました。

ランディング場所がわかるようにと、Android携帯のXCTrackでランディングを目的地に設定しました。
17km、高度差3000mです。
バブのフライトスーツはハーネスに入らないので、それを着て飛ぶことにしました。

iPhoneをモバイルバッテリーに繋いで充電し、LiveTrack24を使おうと思いましたが、ここは電波が届かないようで使えませんでした。

サーマル雲もできてきたので、まずはバブの弟がタンデム機で飛びます。

続いて料理人が飛びます。

テイクオフの左側に強いサーマルがあるみたいで、結構強く上げられますが、すぐに下がります。
そんなのを繰り返しているうちに、料理人は下の段に降りて、歩いて戻ってきます。

チェコ人のGINのグライダーに乗っている人が次に飛ぶ予定でしたが、飛ぶのを嫌がっているので先に私が飛びました。

飛ぶ前にバブが、アクティブコントロールだとアドバイスしてくれました。

タンデム機が飛んでいるところに行きましたが、確かに強いサーマルです。
が、そこを外れるとまた下がります。
体重移動がうまくいかずバランスを崩したところで、両方の翼が順番に叩かれました。
気を抜けません。

テイクオフ右前にもサーマルがあるようなので、そっちに行ってみましたが、さほど上がりません。

もう一度テイクオフ左前に行きましたが、高度が下がってしまいました。
テイクオフより50m以上下がったら、右前の山の方に行って上げるように言われていたのでそっちに行ってみました。
山が禿げているところでサーマルがあります。
そのずっと先の山の禿げているところで、高度を維持しました。
でも、上げたり下げたりです。

そこに、バブが飛んで来ました。
続いてチェコ人の練習生二人が続きます。
先の方でバブが上げていたので、そっちに私も行ってみました。
が、練習生よりも低いところを飛ぶハメになりました。

あとは、XCTrackを頼りにランディングに向かうだけです。
後ろからチェコ人のうち一人がやってきました。

彼は別のコースからランディングに向かうようです。
場所分かっているのでしょうか?

最後の山を越えると下に川が見えます。

チェコ人の練習生二人が降りるところが見えますが、どうも別々のところに降りるみたいです。
バブがどこに降りたか分からないので、どちらが降りやすいかを見比べていました。
するともう一人のチェコ人がランディングします。
同じ場所の方が良いので、私もそこに降りました。

降りると、地元の人が集まってきました。

折角なのでグランドハンドリングを少しやってみました。
歓声と拍手をいただきました。

グライダーを畳んでいると、子供たちも手伝ってくれます。
畳んでいるときにバブがやってきて、車が止まっている位置を教えてくれました。

子供たちを引き連れて、車まで行きました。

残りの人たちも飛びましたが、ぶっ飛びだったようです。
バブの車とオート三輪のタクシーでレストランまで移動しました。

ダルバートとビールをいただきました。

カールスバーグじゃない方のビールは、アルコール度数が8%もありました。
小瓶をいただきましたが、本当に酔ってしまいました。

チェコ人6人のうち5人は、バンでカトマンズに向かいました。
チェコ人一人と私を含め残りのスタッフとバブは4WDでシルコットに戻ります。
途中、ポカラでバブの弟を降ろしました。
ポカラを通過したのが18時くらいでした。
普段はシルコットまではバスやトラックがたくさん走っているのですが、この時間はバスもトラックも走っていません。
普通の車もあまり走っていないので、バンバン飛ばして走ります。
20時半にシルコットに到着しました。

シルコットには20人くらいの新しいお客さんが来ているらしく、部屋がほぼ満室です。
私とチェコ人は同じ部屋を使うことになりました。
今日もバーベキューをしたらしく、夕食のダルバートのおかずは焼肉でした。

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