旅行 38日目 台湾・屏東(ピントン)
朝食を食べに食堂に下りていったら、瀬尾さんと堀井さんに呼ばれました。
堀井さんは中国語ができるのですが、英語の方が通じやすいこちらのコーディネーターさんの通訳をやれということみたいです。
いきなり南の海岸で飛ぶ話や、高雄のエリアで飛ぶ話が出てきて、こちらは???状態でした。
どうやら、日程の中で3日間ほど何人か別のエリアで飛べないかという相談をしていたみたいです。
朝食を担当しているいつものおばさんに、肉包(肉まん)を中国語でいうと、イントネーションを直され、部屋番号を中国語で言うと、またイントネーションを直されました。
最後にお皿を下げて、謝謝と言うと、またイントネーションを直されました。
フロントのお姉さんには発音を直されるし(しかも正しく言えるまで何度も)、日本人客が中国語を話すと、正しい中国語を教えるのが義務だと感じているみたいです。
ちなみにどちらも日本語は通じます。
今回のグループは、埼玉の長瀞グループと、茨城のCOO(クー)グループに私が加わったメンバーで、総勢10名です。
ベテランが多いのですが、私よりも経験の浅い人も入っているみたいです。
2月ということで、1月に来た時よりは寒くなっています。
日中は24度くらいになるみたいですが、朝晩は15度くらいです。
マイクロバスに乗るとき、私以外は全員長袖でした。
私はT−シャツ1枚です。
もっとも、飛ぶときには、フライトスーツという名の、農作業用つなぎを着るので寒さの心配はありません。
テイクオフに着くと、ものすごい数のフライヤーさんたちが来ています。
すでに何人も飛んでいて、空は混雑状態です。
条件がよさそうなので、早速準備をして飛ぼうとしましたが、そういえば昨日買った手首用のレギンスを付け忘れていることに気がつきました。
多分背中のバッグの中に入っているはずなのですが、今からバックル等を外して荷物から取り出して、また元に戻すと、何か付け忘れ等が発生するような気がして、今回の使用は諦めました。
風はいい感じで長く浮いていることはできましたが、高く上がることはできません。
2時間ぐらい飛んでいましたが、ちょうど露出していた手首のあたりが寒くてたまりません。
こんなときに、昨日買ったレギンスを付けていればと後悔しても手遅れです。
12時半頃他の人も降り始めたので、私もお昼ご飯を食べるために降りました。
降りたら、他の人たちはあちこち荒れたコンディションだと言います。
よく見ると、新たに飛び出す人もいません。
きっと荒れたコンディションだったのでしょうが、飛んでいた私は気がつきませんでした。
下で待っていてもしょうがないので、数人を残してもう一度テイクオフに上がることにしました。
上がった頃には条件が良くなったらしく、すでに何人も飛び出しています。
今度はさっきより高く上がります。
堀井さんが三地山という標高1200mくらいの山を目指していたので後をついて行きました。
途中で瀬尾さんに追い抜かれて先に上げられてしまいました。
二人はさっさと三地山の上にいましたが、私はもう少しというところにいました。
すると雲が出てきて、皆上へ上へと上がっていきます。
どうやら雲の吸い上げにあっているみたいです。
雲の中に入ると衝突の危険もあるので、翼端を追って降下を始めました。
私も翼端を追って降下しました。
風も強くなってきているみたいなので、そのままどんどん高度を下げてランディングしました。
その頃は、皆次々とランディングをしていました。
台湾初日の飛びとしては、まあこんなものかも。
夕食は10人いるので小籠包屋さんへ行きました。
隣には、今日から飛びに来た富士山裾野のスカイ朝霧の御一行様がきていました。
世界的に有名な平木啓子さんがいたのですぐにわかりました。
小籠包の他に、小皿のおかずを何種類も食べましたが、その中にピーナッツを使った料理がありました。
ピーナッツのカリカリ感が味わえるかと思って食べてみたら、柔らかくなったピーナツで、ちょっとがっかりでした。