朝食はいつものCoffee Bugです。
バイクで街を走ると、やたらと日本人観光客を見かけます。
今日からロイクラトンのお祭りなので、それに合わせてやってきたのだと思います。
午前中は暇なので、バイクでドイサケットにあるパラグライダーのテイクオフに行ってみました。
テイクオフの近くの村では、広場でコムロイ(ランタン)と飛ばしています。
ランタンの下に花火や、小さな飛行機を吊り下げて、空中で花火を鳴らしたり、飛行機を飛ばしたりしていました。
テイクオフは弱めの風が吹いていますが、いつも通り誰も来ていませんでした。
ランディング場にあったサッカーのゴールは撤去されていましたので広く使えます。
私と小林さんは、イーベンランナーという、観光客向けにコムロイ(ランタン)を一斉にあげる行事に参加します。
ちなみに、参加費は2万円です。
14時にちょっと離れたホテルに集合です。
少し早めに着いたので、隣のホテルでお昼ご飯とビールを頂きました。
アメリカン・ファイアード・ライスというのがあったので、小林さんが頼みましたが、正確にはアメリカン・フライド・ライスだったようで、フライドライスの周りにアメリカ人が好みそうなソーセージとかトマトなどが載っていました。
ナラツアーというところのツアーに入りましたが、参加者は250人ほどいます。
ほぼ全てが日本人です。
9人ずつのグループ分けをします。
参加者は女性が多いのですが、私たちのグループは男性だけのグループでした。
泊まっているホテルの所在地で分けているみたいなのですが、私たちのグループはナイトバザール近くの安宿組みたいです。
次回申し込むことがあれば、宿泊先を申告するときに、一流ホテルの名前を書くことにします。
そうすると、野郎だけのグループに入ることは回避されそうです。
各グループに、日本語を勉強している学生さんが付いてくれます。
私たちのグループは、高橋ひかる君という日本語学科の大学生で、お父さんが日本人でお母さんがタイ人のハーフだということで、日本語は流暢です。
一つ後ろのグループは、大学生の女の子たちのグループらしいのですが、会話を聞いていると、1ヶ月後に帰国するとか、次にノルウェーに行くときに、他の人たちはバレンシアから戻ってくるとかなど、景気のいい話をしていました。
親は大変だろうなと想像します。
会場ば20Kmほど離れたメージョー大学の裏手にあるお祈りをする場所です。
川沿いにあるので、蚊が出ますので、虫除けスプレーは必須です。
なお、ドレスコードは黒かと思っていたら、白かランナー族の衣装だそうです。
参加者は圧倒的に日本人が多く、次に中国人で、西洋人はほんの一握りです。
いろんなツアーのホームページを見ていても、英語のホームページのチケットは半日ほどで売り切れていたので、多分西洋人はチケットが手に入らなかったのだと思います。
私の参加したナラツアーは、発売から一週間経っても余裕で買えたのですけどね。
進行のアナウンスは、中国語、日本語、英語の3ヶ国語で行われます。
20時にはコムロイ(ランタン)を一斉に空に飛ばします。
が、段取りが悪いのだと思いますが、コムロイに火を付ける火つけ棒を持っている人が少なくて、皆コムロイに火をつけるのに手間取っていました。
それなのにすぐにカウントダウンが始まったので、一斉に打ち上げとはならずに、バラバラと空に上がっていきます。
結局、3回ほど一斉にあげるカウントダウンを行いましたが、どれもバラバラの打ち上げとなってしまったのは残念でした。
街に戻り、夕食を食べた後、ナラワット橋のところに行くと、そこは歩行者天国になっていて、あちこちでコムロイをあげています。
そこで、小林さんと一緒にコムロイを10個買い、次々と飛ばしてみました。
ロイ・クラトンというお祭りは、人間が川を汚したので、それを綺麗にするという意味を込めて、ろうそくをつけた花輪(クラトン)を川に流します。
なので、私たちも、クラトンを川に流してみました。
これで、お祭りコンプリートです。