朝食の注文に来たおじさんも、私を覚えてくれていました。
今回はどれくらい泊まるのかと聞かれたので、一泊だけと答えました。
当初は、バリの一番南側の海岸近くの宿に最初から泊まるつもりだったのですが、真夜中に飛行機で到着した後、そこまで行くのは難しいというアドバイスをいただいたので、一泊目はよく知っているこの宿をとりました。
バナナジャッフルと砂糖少なめの紅茶を頂いた後、ATMを探しに街をぐるりと回りました。
宿泊しているクタという街は、サーフィンを楽しむ外国人が沢山泊まるところなので両替屋さんには困りません。
レートも1円が130ルピアのところから140ルピアまで様々です。
でも、140ルピアなんてところで両替すると、あらゆる手段を使って誤魔化され、損するのは目に見えています。
一番安全なのはクレジットカードを使ってATMでキャッシングすることです。
あちこちにATMはあるのですが、操作途中で止まったり、引き出し限度額が低かったりします。
ようやく250万ルピア(2万円)をおろしましたが、そのATMでの一日の限度額がそこまでだったようで、それ以上おろせません。
そうやって街中を歩いている間に、パラグライダーでお世話になる杉浦さんから連絡が入りました。
今日宿を移動するなら車で送ってくれるとのことです。
タクシーでの移動を考えていましたが、重い荷物を担いで暑い中をタクシー捕まえなくて済むので大助かりです。
迎えに来てくれた車には、やはり昨日の真夜中にバリについたという野呂さんという方が乗っていました。
バリに飛びに来るのはこれで13回目だそうです。
宿を移動する途中にSIMを扱っているお店に寄ってくれました。
今年の5月から、インドネシアで電話機能のついているSIMを買うには身元登録が必須となり、簡単に買えなくなっています。
ですから、確実に買えそうなお店ということで来てみました。
30日使えるSIMは200,000ルピア(1500円)でした。
開通に時間がかかりましたが、しばらくしたら使えるようになりました。
途中でお昼を食べに麺屋さんに寄りました。
Bakso(バッソ)という肉団子入りの麺をいただきました。
今回泊まるところは、Umahodeというところです。
メイン通りから1Kmほど離れたところにありますが、建ってまだ新しいみたいで、とても綺麗なところでした。
大きなベッドとWifi、クーラーは使えるけど、テレビと冷蔵庫はありません。
一泊1500円なので満足です。
インドネシアはいつもそうですが、クレジット払いができません。
残念ながら今朝ATMで少ししか下ろすことができなかったので、一ヶ月分をまとめて支払うことができません。
メイン通りまで行けばATMはあるというので行ってみましたが、残念ながら見つかりませんでした。
そこまで行って帰るだけでも汗だくでした。
夕方、杉浦さんたちと夕食を一緒にいただきました。
野呂さんが日本酒を日本から持って来たので、和食のお店に行きました。
日本では日本酒を飲むことはほとんどないのに、海外で飲むことになるとは思いも寄りませんでした。
昼間パラグライダーで飛んでいる間も冷やしていたそうで、美味しいお酒でした。
一緒にいただいたお刺身やアジのたたきも新鮮でした。
バリは暑いのかと思っていましたが、夜は意外と寒いみたいです。
寝るときにクーラーも不要で、夜中に寒くて起きたほどです。