今朝早起きして、カオサダオXCampのホームページを見ていたら、エントリーしている人が60人以上いました。
これは今日は混みそうだと思って、早めに出かけることにしました。
リゾートは朝食付きなのでいただいて行きましたが、たぶん毎日同じメニューみたいです。
8時半頃にはリゾートを出て、まずはランディング場を見に行きました。
テイクオフから見ると、綺麗に耕されているように見えるところには、タピオカの木が植えられていました。
タピオカの木にはトゲトゲがあるので、そこに降りてしまうとパラグライダーが破れてしまいます。
ゴムの木のところは以前と同じく降りるのに適した場所でした。
テイクオフに上ると、まだそんなに車はきていないので、出やすそうなところに止めました。
キャンプで泊まった人たちもいて、すでに飛んでいる人もいました。
そんな中に、みんなにノリと呼ばれている蓮田さんがいました。
早くから来ていると思ったら、昨日から泊まっている組だそうです。
蓮田さんはタイのパラグライダー事情に詳しいので、プー・タブ・バークの事とかカオデンの海のエリアとか、チェンマイのエリアなどについていろいろ教えてもらいました。
スマトラ島のことを聞いたら、インドネシアのフライヤーを知っているということで、フェイスブッックとLINEの交換をしました。
今日は、日本からは静岡のグループとか神奈川のグループが来ていました。
そんな中、見知った顔を見つけました。
以前ルスツで飛んでいて、熱海だか横浜だかの方に引っ越された中さんです。
世界を股にかけている中さんなので、ここで会うのも偶然ではないかもしれません。
また、パタヤのジェフや、カオデンで見かけた人たちもたくさん来ていました。
朝のうちは、正面から弱い南風が入っています。
何人か出て行きましたが、皆下に降りて行きました。
一人だけうまくサーマルを捕まえてかなり高いところまであげていた人がいた頃に、蓮田さんも出て行きましたが、下に降りてしまったみたいです。
その頃、カオデンでスクールのインストラクターをしていた人が、みんなを集めてブリーフィングをしていました。
カオサダオのテイクオフが25年前に作られたことと、ここで100Km以上のクロスカントリーをして一躍カオサダオを有名にした人、245Km飛んだ人などを紹介し、ここの維持のために1日100バーツのエリア管理料を集めていることなどが話されました。
また、今日はカオサダオXCampなので、ランディング場にトラックが待機していて、300バーツを乗った人数で出し合うとテイクオフまで連れて来てくれるとのことです。
今日は車の心配をしなくて済むので楽です。
風が後ろから吹くようになったので、皆待機をしていました。
そんな中蓮田さんがパラグライダー一式を担いで山を登ってきたので、みんなの拍手を浴びていました。
風が弱くなったり、少し正面から風が吹いてきた時に、一斉に出て行きます。
私も準備して並んだのですが、何せ人数が多くて、横に4列に並んでそれぞれ出て行きますが、なかなか順番が来ません。
そのうち風が横に変わってしまい、また待機です。
出ていった人たちは高く上げて、そのうち北のほうを目指してクロスカントリーに出かけたみたいです。
3時頃に風が正面から入るようになると、また皆バタバタと出て行きますので、私も出て行きました。
同じサーマルのところでみんなでクルクルと回してあげていましたが、時々荒れているところに出くわして、潰されそうになるのをなんとかコントロールしていました。
しかし、私の上のほうを飛んでいる人が、翼半分ほど潰されて、数十メートルほど落ちてきたのにはびっくりしました。
テイクオフから600mほど上がったところで、荒れている状態が嫌になってしまい、サーマルのないところに逃げました。
その頃は風が東風になって、テイクオフではまた待ちの状態になっているようです。
サーマルを外したら、どんどんと高度が下がってきて、そのままランディングしました。
他の人たちも数人降りてきています。
ピックアップトラックに乗せてもらい、テイクオフまで戻りました。
今日は飛ばないで帰る人たちもたくさんいるようでしたが、ちょうど南からの強い風が入り始めたので、練習生を含む10人ほどが飛んで行きました。
16時半も過ぎていたので、私はそのままリゾートに戻りました。
今朝の早起きがたたったのか、ソファーでうとうとしてしまい、気がついたら20時頃でした。
食べに出るのも億劫だったので、ミニバーにあったカップヌードルとビールで夕食代わりにしました。