私が使っているパラグライダーBGDの代理店が各国にあります。
マレーシアにもありますが、どこかの山奥みたいで、行き方がわかりません。
シンガポールにもあるので、値段を聞きに行ってみることにしました。
TBSと言うバスセンターから長距離バスが出ています。
10時半にTBSに着いたのですが、チケットを買う人の長蛇の列ができていました。
今日は春節の3日目なので、移動する人が多いのだと思います。
窓口は見える範囲で14ヶ所、他にもあるのですが、なぜか処理が遅くて、切符を手にするまでに3時間かかってしまいました。
途中、怪しげな人たちが列の前にいる人のところにきたりしていましたが、見回りのおまわりさん達は顔見知りらしく、そんな人たちを見つけては連れて行ってました。
窓口でシンガポールまでというと、シンガポールのどこで降りるかと聞かれました。
たまたま見ていたブログにラベンダーで停まる書いてあり、泊まるところもラベンダー駅の近くなのでラベンダーまで買いました。
こんなに長く待つのなら帰りのチケットも取っておこうかと思いましたが、また時間がかかって他の人を長く待たせるのも申し訳ないと思い、買うのを思いとどまりました。
窓口はすべてのバス会社のチケットを扱っていて、すぐに出るバスを取ってもらいました。
一般道を通るバスは40MYR(1200円)くらいですが、私が売ってもらったのは90MYR(2700円)の高速を通るものらしいです。
14時出発のバスで、座席指定だったのですが、椅子の方に座席番号が書かれていないので自由席状態でした。
一番後ろの席を取ったら、隣は誰もいなくて、その隣に日本人カップルが座りました。
普通は4時間半から5時間半くらいで着くらしいのですが、3分の1ほど過ぎたマラッカあたりで大渋滞です。
19時からは食事休憩をとり、シンガポールの国境を超えたのは午前0時少し前でした。
入国するときに外国人はボーディングカードを記入しなければなりませんが、親切にも係員がついてくれ、ついでに色々質問してきます。
パスポートをじっくりと眺めて、タイや台湾には何しに行ったのかと聞かれたので、パラグライダーと答えておきました。
シンガポールからの出国のチケットを持っているかと聞かれた時は、クアラルンプールからチェンマイ行きのチケットのスクリーンショットを見せました。
係員が「20日だね」というので、私が「21日」と答えましたが、チケットは20日になっています。
いや、今日が18日、明日はシンガポールのショップ見学で20日のバスでクアラルンプールに戻る予定でしたが、明日は朝一にとんぼ返りでクアラルンプールに戻らなければなりません。
やってしまったみたいです。
バスはラベンダー駅近くのゴールデンマイルと言うバスターミナルで停まりました。
隣の日本人カップルは、私に聞こえるように終点だと言いますが、まだ乗っている人もいるし、ラベンダー駅まで1Kmほどあるので、次にラベンダー駅近くで停まると思い、そのまま乗って行くことにしました。
ところがバスは10Km以上走って周りに何もないところで止まりました。
終点がバスセンターなら、クアラルンプールの夜行バスで帰ろうかと思いましたが、バス停だけがある辺鄙なところが終点みたいです。
そこで降ろされた人たちも戸惑っていました。
シンガポールドルは22ドルほどしか持っていなかったので、ATMはないかと回りを見渡しましたが、住宅地なので何もありません。
とりあえずタクシーを停めて、ラベンダーまで幾らぐらいで行くかを聞くと20ドルぐらいだというので乗りました。
22ドルしかないというと、メータが22ドルを超えてもその料金でいいよと言ってくれました。
そしてゲストハウスに着いたらメータは21.8ドルでした。
なんとぴったりなことでしょうか。
ゲストハウスのレセプションは22時で閉まってしまうと張り紙がしてありました。
泊まり客にとりあえず中に入れてもらいました。
予約はしてあるというと、別の入り口に連れて行ってもらいました。
そこに私の名前が貼ってあって、2階に行くように書いてあります。
2階に行くと、さらに封筒があり、鍵と部屋番号などの指示が書かれていました。
午前2時に締め出されなくてよかった。
しかもラッキーなことに、4人部屋を予約していましたが、その部屋は私以外の宿泊客はいませんでした。